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2006年5月31日 (水)

上屋敷-1

故あって、5月13日から上屋敷の住人になって2週間以上たちました。新鮮な発見と出会いの毎日で、なにから書いていいか迷いますが、ブログの最初はこの上屋敷のご紹介から始めます。

上屋敷は新潟県十日町市松之山小谷という小さな集落にある古民家です。この集落では各家を屋号で呼んでいます。うちの隣は「宮坂」(お宮さんの隣にある)、反対側は「切通」というように。「どっから来たんかね」と聞かれたら「小谷の上屋敷」と答えます。

この地域一帯はこの冬豪雪に見舞われました。私が最初に訪れたのが3月19日。その時はまだ一面真っ白の世界でした。

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(左) 正面は雪の山      (右) 春になった上屋敷
(3月19日) 

                                             

                                                               

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上屋敷-2

登記簿で調べれば分かるのかもしれないが、上屋敷がどのくらい古いのかはっきりしない。100年は経っているという人もいれば、いや200年ともいわれる。現在の家主は埼玉に住んでいる方で、別荘として使われていたようだ。この2年くらいは使われていない。

入口を開けると、その先に玄関の戸がもうひとつあり、さらに広い土間がある。板の間の次にやっと家の中になり、そこはいろりのある部屋だ。天井はおそろしく高く、柱などは黒光りしている。

灯油釜のお風呂にはにはびっくりした。効率が悪く、沸かすのに2時間くらいかかる。トイレはもちろん汲み取り式。でも生活に必要なものはみな揃っており、ゆったりして住み心地はとてもよい。

ちなみに、ここでは外出するときも鍵はかけない。

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